アメリカに留学中アルバイトをしました時、一緒に働いた女性とは毎年クリスマスカードを交換していましたが、過去30年間一度も私からのカードが先に相手に届いたことはありません。彼女からのは12月に入るとまもなく受け取っていました。アルバイト先では社長の伯母さんが日本から送られてくる釘類の棚卸しを毎日していましたが、74才だった彼女が間違いをしないようにお手伝いをするのが私たちの仕事でした。棚卸し(inventory) を間違えると、工場内のベルトコンベアによる「テント付き砂遊び組み立てセット」の梱包が止まってしまうのです。伯母さんは午前中しか働かないので、午後は助手2人で仲良く働きました。そんなとき、会社からクリスマスが近づくと、七面鳥を1匹ずつくれましたので、焼き方をしらないと折角もらった七面鳥ですから、失敗しては申し訳ないので、彼女が七面鳥の焼き方などで大切なことを教えてくれました。"Turkey, dressing, & cramberry sauce" がセットでdressingは中詰めのことでした。その中詰めには必ずcorn breadを入れるように強く言われました。
毎年七面鳥を焼くとき、彼女のことを思い出しています。今年は引っ越しのこともあって、電話をかけてみました。あいかわらず元気な声で、なつかしく話相手をしてくれました。ちょうど今日私からのChristmas cardを受け取ったといってくれました。彼女からのカードは下関の郵便局から転送されてきたと伝えました。
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