暑い夏がようやく終わりそうです。夏の花カンナも終わりになります。そんなときにカンナと百合を合わせて2で割ったような野生の花がちらほら草の中に顔を出してくれます。名前は知りませんが、とにかく花瓶に入れてから、大学キャンパスに行きました。水道や電話料金を支払いに行き、唐戸の魚市場でJoeが欲しがった大トロ丼を買って帰り、午後からは中高等部の学園祭を見物に行きました。
昨日から楽しみにして写真まで撮っていた焼きそば用テントは雨のためお客様が濡れては気の毒と思われて校舎ビルの軒下に場所を移していました。夕ご飯用に焼きそばを2つ買ってから、生徒さん達が脚本と映画化を自分達の手で実行した「梅光の七不思議」を拝見して我が母校の大和郡山高校の大昔からある7不思議を思い出したあと、買ったやきそばを運動場の北側にある我が家に持ち帰り、すぐキャンパスに折り返して戻り、午後の催し物のブラスバンドを聴きにいきました。
ブラスバンドや午前中の合唱の講評時や生徒会の新旧年度の交代式での涙を見て、やはりHighschoolでも同じく生徒が苦労をして頑張っているのだなと思いました。大学でも大学祭の後片づけや打ち上げの集まりで必ず一人や二人が泣いています。アメリカでも卒業式(Commencement)の前日や直前にあるRing Out式で、卒業していく4年生が、厚紙などを使って手作りした大きな金色の鍵を3年生に渡す式を見たことがあります。蔓草で編んだ太い縄を肩にし、4年生と3年生が2重の輪になって歌いながら歩き、肩から肩へと蔓草縄を渡すのを繰り返しながら歩くのですが、その歌声がかすれて泣き声になっている人もいました。 季節の花も、時代を次ぐ人間の世界も努力して変わり続けるのですね。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。