時雨に濡れた落ち葉

ゴミを出しに外に出たら、桜の赤い葉がたくさん落ちていました。それらの赤い落ち葉は時雨に濡れてつやのいい赤色に染まっていました。その赤色を引き立てる黄色のつるつるした厚みのある小さな葉が沢山落ちていました。私が今子どもだったら爪楊枝を突きさしてスプーンをつくったかもしれません。黄色と赤の葉っぱが、お互いに讃えながら命を捨てて行く姿をいとおしいなあと思いました。美しい秋をありがとう！
 

Comments

[投稿情報: keiko_miwaku]

雨ですねぇ。こうやって、ひと雨ひと雨降るごとに、秋が深まり冬になってくるんですねぇ。落ち葉をそんな風に考えたことはなかったですが、すぐ近くに東本願寺という大きなお寺があるんです。前を通ると「今、いのちがあなたを生きている」という大きなメッセージの看板が目に入り、いつもいのちの中に包まれている自分の不思議さを思うんですが、落ち行く葉もきっとそうなんですね。